2012/04/14
卓袱台
卓袱台(ちゃぶだい)

アニメ「巨人の星」をリアルタイムを観ていた世代なので、
卓袱台といえばパブロフの犬のように
条件反射でこれが思い浮かぶ。

必殺、卓袱台返しw
後片付けが大変だろうな…
とか理解できるくらいの年齢になってから、
仕事で「卓袱台返し」をしたことがある。
時はバブル景気の後期。
泡泡にのって事業拡大を続けている
某・美容系会社の会議の席だった。
社長は気分屋の超ワンマンで、
周囲にはイエスマンしかいない。
社長のその場の思いつきに
イエスマンたちが都度都度激しく同調し
会議は目的も方向性もなくなる。
そんな中、
当初の意図で制作したものを提出していたこちらに、
社長から理不尽な罵倒が飛ぶ。
「俺が考えていたものと違う!」
いや、
会議の当初はこれで、
会議の途中から目的も方向性も変わったただろ。
イエスマンたち
「私たちはこんなものは発注していない!
ダメな業者を後から絞めておきますから、ご容赦ください」
的な発言がつづく。
当時の自分はフリーだった。
ここで、なんかやらかしても
被害を及ぼす人はいない。
そう最低限の判断をして、
卓袱台をひっくり返した。
社長がイエスマンたちを罵倒しているあいだ、
「失礼します!」と突然席を立ち、
提出していた制作物をすべて回収し
バッグに入れて会議の席を後にした。
誰も言葉を発さないあの場の空気は
たぶん二度と味わうことはないと思う。
その会社を出た後、
あ゛あ゛ーーーーーーーーーっ!!!と
大きく伸びをして「祝杯」をあげにいこうと思った。
いつものBARへ。
「マティーニ。ドライで」

アニメ「巨人の星」をリアルタイムを観ていた世代なので、
卓袱台といえばパブロフの犬のように
条件反射でこれが思い浮かぶ。

必殺、卓袱台返しw
後片付けが大変だろうな…
とか理解できるくらいの年齢になってから、
仕事で「卓袱台返し」をしたことがある。
時はバブル景気の後期。
泡泡にのって事業拡大を続けている
某・美容系会社の会議の席だった。
社長は気分屋の超ワンマンで、
周囲にはイエスマンしかいない。
社長のその場の思いつきに
イエスマンたちが都度都度激しく同調し
会議は目的も方向性もなくなる。
そんな中、
当初の意図で制作したものを提出していたこちらに、
社長から理不尽な罵倒が飛ぶ。
「俺が考えていたものと違う!」
いや、
会議の当初はこれで、
会議の途中から目的も方向性も変わったただろ。
イエスマンたち
「私たちはこんなものは発注していない!
ダメな業者を後から絞めておきますから、ご容赦ください」
的な発言がつづく。
当時の自分はフリーだった。
ここで、なんかやらかしても
被害を及ぼす人はいない。
そう最低限の判断をして、
卓袱台をひっくり返した。
社長がイエスマンたちを罵倒しているあいだ、
「失礼します!」と突然席を立ち、
提出していた制作物をすべて回収し
バッグに入れて会議の席を後にした。
誰も言葉を発さないあの場の空気は
たぶん二度と味わうことはないと思う。
その会社を出た後、
あ゛あ゛ーーーーーーーーーっ!!!と
大きく伸びをして「祝杯」をあげにいこうと思った。
いつものBARへ。
「マティーニ。ドライで」
2012/03/13
2012春ネイル1
2012/03/11
2011.3.11
その日はいつもと同じ日だった。
起床して、準備をして、出社。
金曜日。
翌日は札幌地下歩行空間のオープニングだった。
前日までに
オープニングセレモニー台本の最終版を仕上げ、
この日は朝からリハーサル。
イベント担当者たちは出払い
社内はいつもより静かだった。
14時46分
自分、そして自分が感じるすべての「世界」が変わった。
でも時が経つと
ほとんどはいつもの世界に戻り、
自分もいつもの自分に戻った。
これでいい。
心のどこかに
蓋をして押し込めている部分があっても、
そうしなければ生きてはいけない。
2012.3.11
蓋が開く。
今日だけ。
今日だけ。
明日は蓋を閉じて
いつもの自分に戻る。
起床して、準備をして、出社。
金曜日。
翌日は札幌地下歩行空間のオープニングだった。
前日までに
オープニングセレモニー台本の最終版を仕上げ、
この日は朝からリハーサル。
イベント担当者たちは出払い
社内はいつもより静かだった。
14時46分
自分、そして自分が感じるすべての「世界」が変わった。
でも時が経つと
ほとんどはいつもの世界に戻り、
自分もいつもの自分に戻った。
これでいい。
心のどこかに
蓋をして押し込めている部分があっても、
そうしなければ生きてはいけない。
2012.3.11
蓋が開く。
今日だけ。
今日だけ。
明日は蓋を閉じて
いつもの自分に戻る。
2012/02/22
差別化と憧れと現実
小学校5年生になると同時に、
江別市大麻の官舎に引っ越した。
公務員の「官舎」は独特な空気がある。
同年代の父親が公務員で
みんな同じような暮らしをしている。
だからこそ小さなことで差をつけたいという
小競り合いがあちらこちらで火花を散らすような暮らし。
そこにある日
青天の霹靂みたいなことが訪れた。
札幌オリンピックの
通訳兼コンパニオンをお嫁さんにした新婚さんがやってくる!
札幌オリンピックでフィギュアスケート熱が高まったと同じように、
美しさと知性を兼ね備えたコンパニオンは
当時の少女にとってどんなアイドルよりもスゴイ存在になっていた。
そしてやってきたその人は…
あり得ないくらいの美人で、
オシャレな人だった!!!
初めて会ったその日から
もう官舎に居る女子はすべてその人に夢中になった。
こんな女性になりたい!そう願う本物が
こんな身近にいるなんて信じられなかった。
そして、その人が官舎に居るこども達のために
プチ英会話教室を始めることを知ったとき、
我も我もと殺到した。
それは親たちが差別化したいと願う小競り合いと
こども達の憧れが掛け算になった勢いの結果。
どういう経緯があったのかはわからないけれど、
私は競争率の高いその英会話教室の最初の生徒になった。
子供向けのペーパーバックを教材に
ヒアリングとリーディングを繰り返す。
今ならわかる
「習うより、慣れろ」の教育。
『スピードラーニング』みたいなもの。
この教室のおかげで
英語のヒアリングもリーディングも完璧!
…と言いたいところだけど、
そうはならなかった。
本当にオシャレで素敵な先生だった。
英会話はもちろんだけど、
通ってみるとお料理やお菓子づくりとか
もっともっと素敵なことが多すぎて…。
ま、言い訳です。
あの当時教わった英会話の基礎は忘れても、
美味しいミルクティーの作り方は今も守っています。
ダメな生徒で、も、申し訳ありません(;・∀・)
江別市大麻の官舎に引っ越した。
公務員の「官舎」は独特な空気がある。
同年代の父親が公務員で
みんな同じような暮らしをしている。
だからこそ小さなことで差をつけたいという
小競り合いがあちらこちらで火花を散らすような暮らし。
そこにある日
青天の霹靂みたいなことが訪れた。
札幌オリンピックの
通訳兼コンパニオンをお嫁さんにした新婚さんがやってくる!
札幌オリンピックでフィギュアスケート熱が高まったと同じように、
美しさと知性を兼ね備えたコンパニオンは
当時の少女にとってどんなアイドルよりもスゴイ存在になっていた。
そしてやってきたその人は…
あり得ないくらいの美人で、
オシャレな人だった!!!
初めて会ったその日から
もう官舎に居る女子はすべてその人に夢中になった。
こんな女性になりたい!そう願う本物が
こんな身近にいるなんて信じられなかった。
そして、その人が官舎に居るこども達のために
プチ英会話教室を始めることを知ったとき、
我も我もと殺到した。
それは親たちが差別化したいと願う小競り合いと
こども達の憧れが掛け算になった勢いの結果。
どういう経緯があったのかはわからないけれど、
私は競争率の高いその英会話教室の最初の生徒になった。
子供向けのペーパーバックを教材に
ヒアリングとリーディングを繰り返す。
今ならわかる
「習うより、慣れろ」の教育。
『スピードラーニング』みたいなもの。
この教室のおかげで
英語のヒアリングもリーディングも完璧!
…と言いたいところだけど、
そうはならなかった。
本当にオシャレで素敵な先生だった。
英会話はもちろんだけど、
通ってみるとお料理やお菓子づくりとか
もっともっと素敵なことが多すぎて…。
ま、言い訳です。
あの当時教わった英会話の基礎は忘れても、
美味しいミルクティーの作り方は今も守っています。
ダメな生徒で、も、申し訳ありません(;・∀・)
2012/02/18
握力
その昔
「貴女は握力がないから、そうなるんだ」
と言われたことがある。
「握力」は本当の手で握る強さではなく、
「心の握力」。
自分が欲しいと望んだもの、掴んだものを
けっして手放さない根性に欠けていると。
言われた時もわかっていたし、
今も自覚している。
頑固なくせに根性なしなんて最悪。
そうとはわかっていても、
ある瞬間に「先が見えたら」手を離してしまう。
あっ、無理、って。
もしかしたら
手を離さなければ違う未来があったのかもしれない。
でも、そこにしがみつくことより、
手を離して次の選択肢をさがす。
その昔、私に
「貴女は握力がない」と言った人は、こうも言った。
「握力がない女は、女として幸せになれないよ」
そうだね。
たぶん貴方が思う幸せの基準では
私は幸せではないのかもしれない。
でもね……
ほっとけ、このヴォケ!!!(`・ω・´)
すごーく幸せではないけれど、
不幸でもない。
淡々と普通でいられて、ところどころ小さな幸せがある。
これくらいがいい(・∀・)
「貴女は握力がないから、そうなるんだ」
と言われたことがある。
「握力」は本当の手で握る強さではなく、
「心の握力」。
自分が欲しいと望んだもの、掴んだものを
けっして手放さない根性に欠けていると。
言われた時もわかっていたし、
今も自覚している。
頑固なくせに根性なしなんて最悪。
そうとはわかっていても、
ある瞬間に「先が見えたら」手を離してしまう。
あっ、無理、って。
もしかしたら
手を離さなければ違う未来があったのかもしれない。
でも、そこにしがみつくことより、
手を離して次の選択肢をさがす。
その昔、私に
「貴女は握力がない」と言った人は、こうも言った。
「握力がない女は、女として幸せになれないよ」
そうだね。
たぶん貴方が思う幸せの基準では
私は幸せではないのかもしれない。
でもね……
ほっとけ、このヴォケ!!!(`・ω・´)
すごーく幸せではないけれど、
不幸でもない。
淡々と普通でいられて、ところどころ小さな幸せがある。
これくらいがいい(・∀・)



